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静岡

参院静岡選挙区 浜松で大会抱負

2019年6月4日

◆牧野氏「県民の代弁者」

決起大会であいさつする牧野京夫氏=3日、浜松市中区で

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 「七月四日公示、二十一日投開票」が濃厚とされる夏の参院選で、静岡選挙区(改選数二)に出馬する自民党の現職、牧野京夫(たかお)国土交通副大臣は三日夜、浜松市中区のホテルであった党比例代表候補の県西部地区総決起大会に出席した。

 県内選出の国会議員や医師会関係者ら百五十人が参加。牧野氏は候補を紹介しつつ、「私も静岡県民の代弁者として頑張っていきたい。厳しい中での改選。同志として乗り切っていきたい」と述べた。

 静岡選挙区には国民民主と共産に加え立憲民主も擁立を決め、自民内には二人目の擁立論がくすぶる。

 来賓あいさつで、塩谷立衆院議員(静岡8区)は、二階俊博幹事長が「(静岡選挙区は)当然二人擁立すべきだ」と発言したことに触れ、「県連でも検討しなければならないが、確実な票をしっかり取ることがわれわれの政治の安定につながる」と語った。

 本紙の取材に、牧野氏は「(二階氏発言は)知らない。事実関係を把握していない」と語った。自民党県連の上川陽子会長は報道陣から二人擁立論を問われ、「静岡はたいへん大きい県。一致協力してやっていくだけ」と言葉少なだった。

(三宅千智、西田直晃)

 参院選静岡選挙区(改選数二)の立候補予定者

榛葉賀津也 52 国現(3)

鈴木千佳 48 共新

徳川家広 54 立新

牧野京夫 60 自現(2)

 ※五十音順

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