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滋賀

「一石投じられた」服部さん誇らしげ

2019年7月22日

 服部さんは、兵庫県西宮市の別宅で支援者らと開票結果を見守り、落選確実と分かると、取材に「多くの有権者に思いは届かなかったが、しがらみや利権のない『よそもの』として、一石を投じられた」と誇らしげに語った。

 服部さんは、NHKの視聴が受信料を支払った世帯に限定される「スクランブル放送」の導入が持論。インターネット上に動画の投稿を連日続け、NHK組織の問題を指摘し「NHKをぶっ壊す」と訴えてきた。

 だが選挙期間中、街頭演説はせず、県内での活動はポスター張りに終始。幅広い有権者には支持が広がらなかった。ただ、NHKに不満がある有権者らと交流する機会に恵まれたといい「輪が広がった」と振り返った。

 今後も、選挙を通してNHKのスクランブル放送化を訴えていくつもりだ。「県内の神社仏閣巡りや食を通して、もっと滋賀が好きになった。国政でまたチャンスがあれば、滋賀から挑戦したい」と意欲を語った。

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