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滋賀

<候補者に聞きました>(下)人物編

2019年7月10日

※上から届け出順

 21日投開票の参院選。滋賀選挙区(改選数一)に立候補した3人の人となりは、有権者にとって重要な判断材料の一つだ。音楽教室経営で政治団体「NHKから国民を守る党」新人の服部修さん(45)、前知事で無所属新人の嘉田由紀子さん(69)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦、再選を目指す自民現職の二之湯武史さん(42)=公明推薦=の3人に、人柄を知ろうとアンケートし、50文字以内で答えてもらった。

◆質問(1)自分を戦国武将にたとえると。理由も教えてください

 服部さん 特になし

 嘉田さん 石田三成。秀吉の恩義に報いるため尽くし続けた姿は、滋賀に感謝を届けたいと尽くす私の気持ちとつながる。

 二之湯さん 特に当てはまらない。

◆質問(2)相手候補には負けない! というところは何ですか

 服部さん NHKの詐欺、騙しによる受信料徴収から被害者を救うこと。しがらみがないので新しいことができる。

 嘉田さん 県知事前も後も滋賀に住み続けるぐらい、滋賀を大切に思う気持ち。滋賀を愛する気持ちは誰にも負けません!

 二之湯さん 若さ。

◆質問(3)エネルギーの源は何ですか

 服部さん より良い日本を、未来の子どもたちのために残したいという思い。

 嘉田さん 社会的不公正や不平等、根拠なき差別などへの疑問と、それを克服して公正な社会を実現したいという意思。

 二之湯さん ありきたりですが、家族と食事を楽しみ、一家団欒(だんらん)すること。

◆質問(4)本や映画、演劇などで最も好きな作品は何ですか。理由も教えてください

 服部さん 映画・るろうに剣心。暴力革命により明治政府を樹立した人たちの悪行が上手に描かれているから。

 嘉田さん 「キュリー夫人伝」。学問の世界で女性に対する偏見が強かった時代に、多くの偉業を成し遂げた姿を尊敬。

 二之湯さん 映画「ボヘミアンラプソディー」。映画でクイーンの曲が流れたとき、背中を雷で打たれたような衝撃が走った。

◆質問(5)テーマカラーとその意味を教えてください

 服部さん 赤。情熱を意味するから。

 嘉田さん 緑。私が愛する滋賀の自然と、いつまでも若葉のままで活動していきたいという意思を埋め込んだ色。

 二之湯さん 水色。日本の宝である琵琶湖の色なので。選挙にも使用。ジャケット、はがき、ポスター、ビラ等。

◆質問(6)若者に一言

 服部さん 今なお、終戦後のアメリカによる占領政策の最中にあります。この国の本当の歴史を学んでください。

 嘉田さん あなたの悩みや苦しみの多くは今の政治が原因。未来を変えるため、新しい政治の形を一緒につくりましょう!

 二之湯さん 私の役目は明るい日本・滋賀をつくるビジョンを説明すること。若い力が必要です。一緒に頑張りましょう!

◆質問(7)知人が滋賀に遊びに来ました。連れて行く日帰りプランを教えてください

 服部さん 多賀大社へ参拝後、行ける範囲の寺社で御朱印集めする。

 嘉田さん まず比叡山延暦寺を案内し、天台薬師の池である琵琶湖風景を堪能し、その後、びわ湖テラスで昼食を楽しむ。

 二之湯さん 一日で滋賀の魅力は語り尽くせません。

◆質問(8)滋賀への愛を語ってください

 服部さん 日本の歴史、伝統、文化を大切に守り続けてくれている滋賀県が最高です!!

 嘉田さん 湖西の自宅前の琵琶湖で、東方から登る朝日を瑠璃光として拝み、琵琶湖水を飲み、顔を洗い一日を始める事。

 二之湯さん 一言では語り尽くせません。これまでの、そしてこれからの行動で滋賀への愛をお示しいたします。

 (参院選取材班)

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