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滋賀

<ワカモノと選ぶ@龍谷大>立候補予定者討論会をウオッチ

2019年6月30日

 学生目線で選挙戦を追う共同企画「ワカモノと選ぶ@龍谷大」。同大社会学部の中嶋菜葉さん(21)、野村将哉さん(19)に討論会をウオッチしてもらいました。

−初めての討論会。感想は?

 中嶋 堅苦しい感じかと思ったら、分かりやすい言葉を使ってはった。ちょっと、ホッとした。

 野村 討論会って、意見をもっとバトルさせる感じと思っていた。両者とも「私もそう思います」って(相手の意見に)賛同していて印象と違った。

−両者の印象は?

 野村 二之湯さんはグローバルな感じで外国の事例(の紹介)が多い。嘉田さんは県民の幸せを第一に考えていはるんかな、と。

 中嶋 嘉田さんはしゃべり方がやわらかく、説明が聞きやすい。「お母さん」みたいな印象。二之湯さんは斬新で勢いがある。「引っ張っていくぞ」みたいな印象でした。

−理解しづらい点は?

 野村 高い保険料で年金がいっぱいもらえる「高負担、高福祉」。原理は納得できるなと。ただ実現しようとすると、国民の納得を得るのは難しいんじゃないかなって。消費税ちょっと上がるだけでも、不満は多いじゃないですか。

 中嶋 うん。目指すものは分かるけど、どんな感じで進めていくのかな。ぼやっとした印象でした。

−選ぶ参考になった?

 中嶋 しゃべり方とか人柄とか、考え方が若干知れたのは参考になるかな。

 野村 (参考になるかは)ちょっと微妙かな。「これを絶対に当選したら実現します」みたいな。そういうのがあれば「この人なら」って期待が持てた。インパクトあるものが聞けたら良かった。

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