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滋賀

立候補予定者、栗東で公開討論会 少子化や社会保障巡り激論

2019年6月28日

 七月四日公示の参院選滋賀選挙区(改選数一)の立候補予定者による公開討論会が二十七日、栗東市綣の栗東芸術文化会館さきらであった。自民現職の二之湯武史さん(42)=公明推薦=と、前知事で無所属新人の嘉田由紀子さん(69)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=の二人が登壇し、社会保障や少子化対策をめぐって、それぞれの意見や政策を戦わせた。

 日本青年会議所滋賀ブロック協議会が主催。有権者ら七十人が、討論に聴き入った。

 最も取り組みたい政策として、二之湯さんは「世界的なリーダーと連携しながら、弱肉強食の資本主義ではなく、持続可能な社会をつくりたい」と訴えた。嘉田さんは「子育てを社会全体で支える子ども家族省や、国民の命を守るための防災省をつくることを提案したい」と語った。

 討論会の詳報は、三十日付の紙面に掲載予定。

(浅井弘美、森田真奈子)

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