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滋賀

<ワカモノと選ぶ@龍谷大>公示前座談会(上) 選挙のイメージって何?

2019年6月28日

選挙について話し合う(左から)野村さん、赤田さん、前田さん=大津市瀬田大江町の龍谷大で

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 「選挙」と聞いて、何をイメージしますか? 7月4日公示、21日投開票の参院選は、政権選択の衆院選に比べ、なじみが薄く、投票率も10代、20代の若者を中心に低迷しがち。そこで、龍谷大社会学部の学生6人に選挙期間中、本紙とともに滋賀選挙区の各陣営の選挙活動を、若者ならではの目線でウオッチしてもらいます。まずは2回に分けて、本音を聞いてみました。そのうち3人は、選挙に対して距離を感じているようでした。

−選挙のイメージは?

 野村 分からんのに投票に行って、どういう意味があるのかなって。選挙って大事だって言われるけど、僕の一票で本当に変わるのかなぁ。自分一人が行かなくても「そんなに影響ない」と思っている人はたくさんいるのでは。参院選も同じ。選ばれる人が変わるだけというか…。

 赤田 ニュースで演説をちらっと見ることはあっても、政治に関することは分からへん。気にしていないのがでかいと思う。

 前田 選挙で当選した人が、私たちの生活を変えるので大事なこと。自分の一票は大きいと思う。

−選挙活動のウオッチで何を期待?

 野村 政治家に直接話す機会がないので、直接質問してみたい。結局、政治家の人って「国民のため」って言うけど、いざ当選すると、「自分や党のため」になっている気がする。主張していたことがどうなっているか聞いてみたい。

 赤田 政治家の普段の仕事って全然分からない。未知すぎるので、選挙事務所に行ったり演説を聴いたりしてみたい。

 前田 ポスターで投票先を決める人もいるはず。選挙ポスターってみんな違うので、どんな思いで作成しているか知りたい。

(参院選取材班)

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