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長野

羽田さん「市民とも共闘成立」

2019年7月22日

5選が確実となり、支援者と握手する羽田さん=長野市で

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 当選確実の一報を受けた羽田さんは、投票終了直後の午後八時すぎ、JR長野駅近くのホテルに設けた祝賀会の会場に姿を見せた。「おめでとう」「いいぞ」。集まった支援者たち約百五十人の歓声や拍手に満面の笑みで応えた。

 衆院議員だった祖父武嗣郎さん(故人)の時代から続く後援会「千曲会」を誇るが、昨年は、上田市長選の候補擁立を巡って一部の千曲会幹部が脱退。今春の県議選上田市・小県郡区で国民民主党の現職候補が落選するなど、厳しい状況を勝ち抜いた。「市民と野党の共闘が成立した。安倍晋三政権があまりにも国民の方を向いていないことが伝わったのだと思う」と勝因を語った。

 二〇一七年十二月に立候補を表明。翌一八年から立憲民主、共産、社民党や市民団体と協議を続け、今年六月に野党統一候補となった。「年金など社会保障制度をしっかり議論し、子どもたちの未来に責任ある政治を実現する。民主、民進の流れは一つにならないといけない」と野党再編に意欲を見せた。

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