• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

長野

投票率、過去最低の54・29%

2019年7月22日

写真

 長野選挙区の投票率は54・29%で、全国の都道府県で一位だった三年前の前回選を8・57ポイント下回った。補選を除いて最低だった一九九五年の54・50%より0・21ポイント低く、過去最低を更新した。

 前回選から改選数が一減となり、自民党と野党が二議席を分け合う構図が崩れて激戦となった。前回選は選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられて初めての国政選挙という話題性もあり、投票率は三回ぶりに上昇した。今回も与野党が一議席を争う構図に変わりはなかったが、有権者の関心が高いとは言えない結果となった。

 主な自治体の投票率は、小松裕さんが地盤とする長野市が8・63ポイント減の51・52%で、松本市は9・99ポイント減の48・60%、飯田市が8・20ポイント減の55・65%。羽田雄一郎さんの地元、上田市は6・50ポイント減の54・68%だった。

 期日前投票者数(国内分)は三十四万五千二百十一人で、選挙期間が一日長かった前回選より九千六人少なかった。

主な政党の公約

新聞購読のご案内