参院選で県選管の「選挙啓発臨時大使」を務める名張市出身のお笑い芸人チャンカワイさんが六日、津市高茶屋小森町のイオンモール津南で開かれたイベントに参加し、投票を呼び掛けた＝写真（中）。

　会場に集まった買い物客やファンら約三百人を前に、チャンカワイさんは「（自身も）若いころは芸人の夢を追い掛けて投票に行かないことがあったが、振り返れば、あの時に行っておけばと思うことがある」と話していた。

　県選管によると、二〇一六年の参院選の投票率は十八歳が５４・８％、十九歳が４５・３７％、一七年の衆院選では十八歳が５０・４８％、十九歳は３４・３８％と低迷。若者に投票を呼び掛けるため、県出身の人気芸人に選挙啓発臨時大使を委嘱した。

　イベントは三重エフエム放送（津市、ＦＭ三重）の公開録音も兼ね、十四日の午後六時から放送される。

　（佐藤裕介）