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三重

候補者第一声、熱く力強く

2019年7月5日

※上から届け出順

◆世界に誇れる三重に 吉川有美さん(45)=自現

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 九州では、この瞬間も大雨で苦しんでいる方がいる。心からお見舞いする。私たちの生活を安心したものにするには、インフラ整備が必要だ。

 この六年間で、希望を持つには、何より安心の礎が必要なんだと教わった。介護や社会保障は大丈夫か、教育にお金がかかりすぎるのではないか、という不安の声を聞く。県唯一の女性国会議員として、一歩一歩、六年間歩んできた。二期目にやっと皆さんの声を実現し、予算としてお返しできる。

 六年前、県北部に国のお金、制度が届いておらず、県全体の発展の遅れにつながっていた。子どもたちが将来に希望を持てる地域づくりができるのは、私たち自民党、公明党だけだ。

 IT企業の経営者には今、東京にこだわらず、自然があるところで仕事をしたいという人が多くいる。三重は発展の中心になる可能性を秘めている。先輩議員、鈴木英敬知事とともに、三重を世界に誇れるモデルにできるよう頑張る。

 六年前は奇跡と言えるような勝利だった。今回も厳しい戦いだが、なんとしても議席を渡すわけにはいかない。お力を賜りますよう、心からお願いする。

◆受信料支払い不公平 門田節代さん(51)=諸新

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 私たちはNHKから国民を守る党です。NHKがちゃんとした報道をしない、受信料が不公平であると訴えている。既存の政党とは違い、インターネットで支持をいただいている、とてもユニークな政党。お金をかけず、同じ思いを持った人が全国から集まって、NHKをぶっ壊すんだと皆さまに訴えている。

 とにかく受信料制度は不公平。見たい人がお金を払って見るようにして、見ない人の権利を守りたい。見ない人は受信料を払わないという決断をすることによって、NHKを正常化させるということを推し進めていく。活動に関して少々、ご批判もあるが、私たちは信念をもって日本の国民の皆さんをお守りするために、第一にNHKの被害からお守りするために頑張っていく。

 全国から四十人近くの候補者が出ている。本当に名もなき市民で、何の後ろ盾もない。お金もない。でも、それぞれが住所も携帯電話番号も公表して本当に頑張っている。そんな候補者が集まっているのは、NHKから国民を守る党だけ。国民の皆さんと直接つながって、コールセンターも設けてお守りしていく。頑張ります。

◆生活者の声を国会へ 芳野正英さん(44)=無新

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 多くの人の思いを託してもらって野党統一候補になることができた。争点は安倍政権を続けるかどうかの一点に絞られている。現政権は年金報告書の受け取りを拒否し、毎月勤労統計を都合良くかさ上げした。国会で国民の未来を話し合うことをしていない。

 第一声の場所に選んだ四日市市が活動の原点。市議になってから「市民に寄り添う政治をする」との思いで、身の上の相談、制度の見直しを求める声を聞いて現状の改善に取り組んだが、問題の多くを解決するには国の制度を変える必要があるとの思いに至った。

 同世代は就職氷河期だったため非正規雇用で働き続け、所得が少ないことを理由に結婚できない人がいる。虐待におびえて暮らす子どももいる。こうした悩みを抱える生活者の声が内閣に届いていない。地方政治で問題を改善するため力を尽くしたが、延長線上の国会で十分に議論がされていない。生活者に寄り添う政策を国会で議論したい。

 参院選が終わると、政権は憲法九条の改正を始める。集団的自衛権の行使容認を受け入れることはできないし、憲法改正を止めるだけでなく、安保法制を撤回するまで体を張って戦う。

主な政党の公約

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