鈴木英敬知事は十三日、報道各社の取材に「参院選で特定の候補の勝利のために応援をすることはない」と表明した。

　鈴木知事は安倍晋三首相と近く、三年前の参院選ではそれまでの中立姿勢を転換して自民党新人を応援。県議会で旧民進系の新政みえから批判を浴びた。

　その後は新政の主張する政策を取り入れるなど、バランスを取った県政運営を続けており、四月の県議選でも、表だって自民候補の応援はしなかった。

　この日、鈴木知事は「これまで申し上げている通り、マイクを持って応援することはない」と明言した。

（森耕一）