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石川

「しゅうじ」「とおる」平仮名OK 投票用紙の色 注意

2019年7月21日

 参院選の県関係の候補者には、二人の「しゅうじ」さんがいる。石川選挙区の自民現職山田修路さん(65)と比例代表の自民現職宮本周司さん(48)。投票用紙に平仮名で「しゅうじ」と書いても通用する。石川選挙区の国民民主新人田辺徹さん(58)も同じ名前の候補者がいないため、平仮名で「とおる」と書いてもOKだ。

 県選管によると、投票した人の意思が明白であれば有効となる。例えば、山田さんを「山田周司」、宮本さんを「宮本修路」と、名前の漢字を間違えても認められる。ただ、選挙区で山田さんを「宮本修路」、比例で宮本さんを「山田周司」と、それぞれの投票用紙で名字を間違えると、別人への投票と判断される。

 選挙区と比例の投票用紙は、それぞれ用紙の色が異なり、選挙区は黄、比例は白。左上には「比」「選」の字が記されている。

県内の投票所 設営準備万端

投票箱を組み立てる職員=金沢市米丸小で

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 二十一日投開票の参院選を控え、投票所の設営準備が二十日、県内各地で進められた。

 県選管によると、県内の投票所は三年前の前回選より二十八カ所少ない四百六十一カ所。金沢市内では八十四カ所が設置される。このうち同市米丸小学校では、午前九時から市職員十人が作業を開始。跳び箱や平均台で会場の仕切りをし選挙区や比例代表ごとに投票箱や記載台を組み立てて所定の場所に配置した。

 県選管も、県庁に設けた速報会場でリハーサルを行った。各市町選管から連絡を受けて票数を集計、ホームページに掲載する作業の手順を確認し、本番に備えた。(本安幸則)

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