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石川

参院選、野党共闘で 市民団体が要望書提出

2019年6月26日

「野党共闘を有権者に目に見える形でしっかりアピールしたい」と話す須藤春夫事務局長(中)=県庁で

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 野党共闘を求める市民団体「いしかわ市民連合」が二十五日、県内の四野党に参院選での勝利に向けて、各党が一緒に街宣活動をするなど、一体となって選挙戦を進めてほしいと要望書を提出した。

 同連合は二十日、原発ゼロ、消費税増税の中止など十三の共通政策について野党統一候補で国民民主公認の新人、田辺徹氏(58)と協定を結んだ。

 県庁で会見した須藤春夫事務局長は「野党共闘は数合わせではない」とし、市民に共闘について理解をしてもらうためにも公示後に立憲民主、国民民主、共産、社民の四野党と市民連合とで街頭活動を行うことなどを各党に提案していると明かした。

 また、今回の申し入れには県内の有識者六十三人が賛同しており、須藤事務局長は「これまで、市民活動に名を連ねてこなかった人の名前もある。今、政治の転換点にあって、野党共闘をしっかりしてほしいという思いが結集した結果」と話した。

 また、共産党県委員会は二十五日、田辺氏の推薦を決定した。 

  (蓮野亜耶)

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