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石川

共産・市田氏は消費増税を批判

2019年6月23日

「暮らしに希望を持ってもらえる社会にしていこう」と訴える市田忠義副委員長=野々市市内で

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 共産党県委員会の演説会が二十二日、野々市市内で開かれ、市田忠義党副委員長は「安倍政権への不満がこれまで以上に広がっている。参院選はこんな政権にさよならする選挙にしよう」と訴えた。

 市田副委員長は、政府が十月に予定している消費税増税を「景気が悪化している今、増税などできるわけがない」と批判。「参院選の勝利で増税にストップをかける」と強調した。

 昨年の国連総会本会議で核兵器禁止条約への署名と批准を求める決議案に日本が反対したことに言及。国連の議場の日本の席に折り鶴が置かれ、被爆者が静かな抗議をしたことを挙げ「核兵器のない世界の実現に向けて、被爆国の日本がリーダーシップを取らなければいけない」と主張した。

 参院選石川選挙区の野党統一候補で国民民主党公認の新人、田辺徹氏(58)も登壇。共産党県委員会が候補者を取り下げたことへの感謝を述べ、協力を呼び掛けた。 (蓮野亜耶)

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