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石川

国民・玉木代表が参院選勝利を誓う 金沢で県連定期大会

2019年6月23日

「真実を公開しなければ安心できる年金制度はつくれない」と語る玉木雄一郎代表=金沢市鞍月の県地場産業振興センターで

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 国民民主党県連の定期大会が二十二日、金沢市内であり、玉木雄一郎党代表は「七月の参院選の争点は年金二千万円問題」と強調し、「今の政治の流れを変える大きな節目になる」と参院選での勝利を誓った。

 玉木代表は、公的年金の給付水準の将来見通しを示す財政検証の結果を今国会の会期中には公表しないなど「年金問題には四つの隠蔽(いんぺい)がある」と主張。「真実を公開して国民と議論を深めないと持続可能な年金制度はつくれない」と述べ、「将来像を示してほしいと思う人は野党の候補者に投票してほしい」と訴えた。

 大会では、一川政之県連代表が「今の政治はどこか冷たさを感じる。皆さんの手にまっとうな政治を取り戻すために参院選も力強い支援をいただきたい」とあいさつ。参院選石川選挙区の野党統一候補で新人の田辺徹氏(58)は「人の方を向いた経済政策が求められる」と述べ、「保守地盤の石川で勝つということは大きなインパクトになる。大ドラマをつくりたい」と決意を語った。 (蓮野亜耶)

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