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石川

3野党 田辺氏支援確認 参院選 県組織幹部ら会見

2019年6月22日

野党統一候補の田辺徹氏(右から3人目)の当選を目指し、協力する野党の県組織の幹部ら=県庁で

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 七月の参院選に向け、国民民主、社民、共産の野党三党の県組織の幹部らが二十一日、県庁で会見を開き、国民民主公認で新人の田辺徹氏を野党統一候補として支援することを改めて表明した。

 出席したのは田辺氏と国民民主党県連、社民党県連、共産党県委員会の代表の三人。さらに四月の統一地方選に立憲民主党公認で出馬し、当選した喜成清恵金沢市議。

 国民民主県連の一川政之代表は「細かい考え方の違いはあるが、安倍政権打倒の思いは共通しており、十分戦っていける」とあいさつ。喜成市議は「県連組織はないが、今の政治に声を上げようと、草の根民主主義を進めることで協力できる」と述べた。

 一方、共産党の協力のあり方について秋元邦宏県委員長は「最大限の力を集めて戦う決意。推薦か、支援とするか早急に決定したい」とした。

 田辺氏は「野党統一候補になったというのは、各党のみなさんのおかげ」とした上で、「安倍政権の評価を下す選挙にしたい」と意気込みを語った。

 野党の党首会談による野党候補一本化を受け、石川選挙区は国民民主新人の田辺氏に一本化。共産党県委員会は公認候補として擁立した西村祐士氏(64)の出馬を取り下げた。田辺氏については、社民党が推薦、立憲民主党が支持をしている。 (蓮野亜耶)

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