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岐阜

主要政党かく戦った

2019年7月21日

◆政策の継続訴えた 自民

 <野田聖子・県連会長> 安定政権で経済が安定してきたからこそ、社会保障制度改革ができます。今回の参院選は「安定か」「混乱か」を選択する選挙。政治の安定と政策の継続を強く訴えることが重要でした。私たちの訴えに県民の皆さまからも大きな共感をいただくことができました。いつも以上に大きな一票となったこの参院選で、大野泰正候補と比例候補の議席獲得を実現し、皆さまのご期待に応えていく決意です。

◆政治の安定が重要 公明

 <水野吉近・県本部代表> 今回の参院選は令和初の国政選挙で、経済を安定軌道に乗せ、世界に例のない人口減少・少子高齢化への課題を乗り越えるため、自公政権による「政治の安定」が重要であること。「小さな声を聴く力」があり、生活現場に直結した公明党が政権与党の一翼を担うことにより、希望ある未来を開けることを訴えました。選挙区、比例ともに自公が勝利し、日本の舵(かじ)取りを確かなものにしていきたい。

◆身近な政策を訴え 立民

 <山下八洲夫・県連代表> 野党統一候補として安倍自公政権との選挙を戦い終えたことに、県民の皆さんに感謝申し上げたい。安倍政権は、内政・外交とも欺瞞(ぎまん)政治です。モリカケ・公文書隠蔽(いんぺい)改ざん等の疑惑。北朝鮮の拉致問題や北方領土の返還は一ミリも進展していません。選挙戦では子育て、介護、医療、年金、消費税など、国民の生活に身近な政策の訴えが、県民の皆さまに理解を得たと信じ、審判を待ちたいです。

◆年金が最大の争点 国民

 <伊藤正博・県連代表> 岐阜選挙区では梅村慎一氏を支持し、比例代表では、一人でも多くの公認候補者当選に向け、全力で戦いました。安倍政権を批判するだけでなく、最大の争点は「年金」。政府は年金財政検証を出さず、金融審議会の報告書も受け取らない。「安心してくれ」と言うだけでは国民は安心できない。「きちんと情報公開し、しっかり議論をしてくれ」という人はわが党を支持してほしいと訴えました。

◆現実的な政策提示 共産

 <松岡清・県委員長> 日本の命運がかかった選挙。安倍政治に代わる現実的な打開策・対案を提示して闘いました。マクロ経済スライドをやめて「減らない年金」を実現、「消費税によらない別の道」として七・五兆円の財源を捻出、九条改憲には憲法を生かした外交を対置、これらは財界にも米国にもキッパリとものが言える党だから言えること。比例で現有議席を確保し、選挙区では野党統一候補の勝利に貢献する決意です。

◆県民に意見届いた 社民

 <森広茂・県連代表>  今回の参院選は岐阜選挙区において野党共闘ができ、取り組みやすい選挙となり、必勝に向けて全力で戦うことができました。比例の県内回りは大変でしたが、安倍政権へ疑念を抱く県民が多く、「護憲の党」として憲法を守り、活(い)かす政治と消費税増税反対、年金医療介護の充実、脱原発で持続可能なエネルギー社会をつくること等を訴えて、わが党の意見を聞いていただける選挙となりました。

     ◇

 <大松利幸・県選挙管理委員長の談話> 今回の参院選は、今後の国政を担う国民の代表者を選ぶ重要な意義をもつ選挙。有権者の皆さまには、この選挙の意義を十分に認識され、主権者として積極的に投票に参加されることを切望します。また、投票にあたっては、各候補者や各政党等の政策や主張について十分に検討していただいていると思いますが、選挙区では候補者名を、比例代表では候補者名または政党等名を正確にお書きいただきますようお願いします。

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