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岐阜

現新2候補の応援に閣僚や党幹部

2019年7月12日

 二十一日投開票の参院選中盤の十一日、岐阜選挙区(改選数一)では、候補の集会に現職閣僚や党幹部が相次いで応援に駆け付け、支持を訴えた。

 大垣市内で開かれた、自民現職の大野泰正さん(60)=公明推薦=の集会では、柴山昌彦文部科学相がマイクを握った。

 今後、実施される幼児教育の無償化、大学や専門学校などに通う低所得世帯の学生への支援策など政権の実績をアピール。「次の世代を育て、人生百年プランを前に進めていくためにも、得票数でパワーを示したい」と強調した。

 立憲民主新人で野党統一候補の梅村慎一さん(48)=国民民主支持=が岐阜市内で開いた集会は、立民の長妻昭代表代行が登壇した。

 かつて国会で「消えた年金問題」を追及した長妻さんは、二千万円の老後資金問題について「年金制度は百年安心と言ってしまった手前、改革をするとうそになるのでふたをする。真摯(しんし)に向き合う姿勢ではない」と批判した。

 岐阜選挙区には、諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」の坂本雅彦さん(47)も立候補している。

 (安福晋一郎、長崎高大)

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