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岐阜

立民・梅村さんが事務所開き 岐阜選挙区

2019年6月3日

 夏の参院選岐阜選挙区(改選数一)に、野党統一候補として出馬を予定する立憲民主の新人、梅村慎一さん(48)の事務所開きが二日、岐阜市神田町であった。同党や、統一候補として支援を決めた国民民主の所属議員、連合岐阜の関係者ら約百二十人が出席した。

 梅村さんは、格差問題や統計不正問題に触れながら安倍政権を批判し「国会議員を入れ替え、優しさのある暮らしに満ちた岐阜を守り抜いていく。これが野党統一候補としての私の使命だ」と決意を述べた。

 選対本部長を務める立民県連の山下八洲夫代表は、梅村さんの擁立や候補者一本化までの経緯に触れ「この岐阜県でも自民党と一対一の戦いをする環境をつくってもらえた。勝利に向けて力強い支援をお願いしたい」と呼び掛けた。

 直後に開かれた選対本部会議では役員が正式に決まり、本部長代行に伊藤正博国民県連代表、高田勝之連合岐阜会長が就任。立民、国民両党の所属議員らが名を連ねた。

 その後、梅村さんを支援する市民団体「ピースハートぎふ」の街頭演説会が名鉄岐阜駅前であった。梅村さんや野党四党県組織の各代表者らが、安倍政権の批判を展開するなどした。

 岐阜選挙区は他に、自民現職の大野泰正さん(60)が出馬を予定している。

(長崎高大)

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