維新、減税の共闘実らず 岬さん「準備と力が不足」
2019年7月22日
選挙戦を振り返る岬さん=名古屋市東区で |
減税日本の河村たかし名古屋市長とともに目指した国政への夢はかなわなかった。日本維新の会新人の岬麻紀さん(50)は名古屋市東区の減税事務所駐車場で「これが現実だと受け止めている。準備不足で、力不足だった」と声を振り絞った。
減税と維新の共同公認を受けたが、本人の知名度、維新の浸透度が低い中での戦い。河村市長の人気を最大限生かそうと、市内の繁華街などに並んで立ち、市長の実績やシングルマザーの自らの経験を訴えた。
岬さんは「戦いは始まったばかり。これで終わりではない」と先を見据えた。河村市長は維新との関係について「自民も旧民主系も良くないという勢力がこれだけいる。維新とはさらに仲良くしたい」と述べた。