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愛知

「愚直に声聴いていく」立民田島さん、初当選で抱負

2019年7月22日

くす玉を割り、笑顔を見せる田島さん=名古屋市東区で

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 国連職員として国際社会の最前線から政治の世界に挑んだ女性が、愛知に新風を吹き込んだ。午後八時すぎ、立民新人の田島麻衣子さんは、名古屋市東区の事務所で当選を祝うくす玉を割り、支援者と喜びを分かち合った。選挙戦の間も、演説で「本当に多くの人に支えられている。私一人の戦いじゃない」とスタッフへの感謝を語ってきた。知名度不足を補おうと、南アフリカから帰国した一月に名古屋へ拠点を移し、選挙前から県内各地を回った。「一人でも多くの方に会いたいという思いでやり切った」と振り返る。

 支援団体の連合愛知が国民現職に重点を置く中での戦いだった。立民県連顧問の赤松広隆衆院議員は「ハンディキャップをどうはね返すかということで、力いっぱい頑張っていただいた」と支援者に感謝。田島さんは「愚直に愛知の方々が抱いている問題や困難を一人一人から聴いていきたい」と語り、国政と暮らしの現場を橋渡しする国会議員になることを誓った。

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