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愛知

「正直な政治実現」国民大塚さん、4期目へ決意

2019年7月22日

支援者に囲まれる大塚さん(中央)。左隣は妻の真理子さん=名古屋市中区で

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 「今の日本に欠けている正直な政治を根付かせる」。午後八時すぎに名古屋市中区の事務所に姿を見せた国民現職大塚耕平さんは、四期目への意気込みを語った。

 日本銀行員と国会議員の生活がともに十八年。長く国政の中枢に関わり、政策通として知られるが、今回の選挙戦で最も強く訴えたのは「民主主義の危機」。安倍政権下で官僚による公文書の改ざんや隠蔽(いんぺい)が相次ぐことに「背筋が寒くなる思い」を抱いてきた。

 旧民進党の最後の代表として結成を主導した国民民主党は、支持率低迷が続いた。連合愛知の多くが支えたが、陣営内では「ゼロに近い支持率で選挙を戦ったことがない。票数が読めない」との不安も漏れた。

 選挙戦では、趣向を凝らした新たな取り組みを次々と打ち出して活動を展開。全国的には厳しい結果が見込まれる党の代表代行として「毎回の衆院選で皆さんが政権を選択できる政治状況をつくり出せるよう、全力を尽くす」と表情を引き締めた。

主な政党の公約

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