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愛知

各政党、戦いを振り返る

2019年7月21日

 参院選愛知選挙区に候補者を擁立した主な政党は、選挙戦を振り返る談話を出した。

 <自民・藤川政人県連会長> 厳しい選挙戦となったが、緊張感、使命感を持って全力で戦い抜いた。日本、愛知の将来像を愚直に語り、政治の安定が改革を進める原動力になると懸命に訴えた。県内各地で数多くの叱咤(しった)激励をもらい、党に対する期待の大きさを感じた。必ず勝利し、未来を担う責任政党として日本、愛知の明日を切り開く。

 <公明・伊藤渉県本部代表> 「小さな声」に耳を傾ける中から練り上げた教育費の負担軽減、年金制度など安心の社会保障、中小企業支援の充実などを訴え、今と未来に「希望」を与え、「責任」を担える「青年世代の代表」を候補者として選挙戦を戦ってきた。これまでの真心の支援に心から感謝し、最後まで勝利のために努力を重ねる。

 <立憲民主・近藤昭一県連代表> 地域を歩き、切実な声に学び、熱い期待に励まされた。社会変化に伴う課題に対応できる新しい政治は喫緊の課題。全世代が安心して暮らせる仕組みの構築、多様な生き方が保障されたボトムアップ型草の根民主主義の実現を目指す。一人でも多くの皆さまに田島候補と立憲民主に支援をお願いする。

 <国民民主・古川元久県連代表> 党が掲げる改革中道の「正直な政治」「偏らない政治」「現実的な政治」の実現、そして家計の可処分所得を増やし、安心して消費を増やすことのできる「家計第一」の経済政策への転換の訴えに対する理解と支持を広げることができた。政治にバランスと緊張感を取り戻すため、ぜひご支援を賜りたい。

 <共産・岩中正巳県委員長> 減らない年金、消費税増税中止、九条改憲阻止、ジェンダー平等と、共産党が訴えた内容が選挙の中心争点になった。「暮らしに希望を」の提案は多くの人から共感をもらった。市民と野党の共闘を貫き、ぶれない党への熱い期待の広がりを実感している。希望と安心の日本への一票を。

 <社民・山登志浩県連代表> 自己責任を強調する政治と決別し、貧困拡大をストップするため、最低賃金を全国一律で時給千五百円に引き上げることを最重点政策として訴えた。国政政党としての存亡がかかっているが、安倍政権の九条改憲の野望を打ち砕き、平和憲法を守り抜く覚悟を示した。リベラルな人々の賢明な判断を切に願う。

 <減税日本・河村たかし代表> 消費税アップの是非が問われたが、二〇一二年に引き上げを決めたのは当時の民主党政権。謝罪・辞職もせず、今になって否定するとは。民主党に在籍した者として悲しい。市長・議員給与削減、減税を十年間貫き税収アップしたナゴヤの政治と真逆だ。政治をやるものが高給で、庶民は大変という政治をひっくり返す。(日本維新の会との共同声明)

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