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愛知

「ガチャガチャ」で投票訴え 名城大キャンパスに設置

2019年7月12日

参院選への投票を呼び掛けるために設置された「イッピョウくん」のガチャガチャ=名古屋市天白区の名城大天白キャンパスで

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 二十一日投開票の参院選に向け、県選管は十一日、名古屋市天白区の名城大天白キャンパスで、県選管の啓発キャラクターの「イッピョウくん」をあしらったガチャガチャを設置し、学生に投票を呼び掛けた。

 ガチャガチャは、ハンドルを回すと洗剤かスマートフォンに使えるモバイルバッテリーが当たる仕組みで、県選管が初めて導入。選挙に興味を持つきっかけにしてもらおうと学生ラウンジに設置した。

 洗剤が当たった三年生の紀平皓成さん(20)=名古屋市東区=は「よりよい社会にしていくために投票は必要。公約を見て投票先を決めたい」と話した。ガチャガチャは十二日は愛知大豊橋キャンパスに置く。

 前回二〇一六年の参院選で、県内の二十〜二十四歳の投票率は36・98%、二十五〜二十九歳は37・68%と他の年齢層に比べ低迷した。県選管の担当者は「投票率アップの鍵は若年層にある」と話す。

 十三、十四、二十日には、中京大名古屋キャンパスなど四大学で開かれるオープンキャンパスに合わせて最寄り駅で啓発のうちわなどを配布。また名古屋大など三大学と大学周辺の三駅、自動車教習所八校では、アイドルグループ「SKE48」のメンバーが登場する動画を電子看板で随時放映している。

 (立石智保)

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