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愛知

岬氏、子育て施策強調 愛知選挙区、減税と維新が合同会見

2019年6月13日

 夏の参院選愛知選挙区(改選数四)で、河村たかし名古屋市長率いる減税日本と日本維新の会が公認を決定しているフリーアナウンサーの岬麻紀氏(50)が十二日、愛知県庁で会見した。岬氏は子育てを経験した母親の立場を強調し、「働きやすく、暮らしやすい社会づくりに実体験を生かしたい」と述べた。

 記者会見は減税と維新が合同で開いた。岬氏は同市名東区出身で、東郷高校卒業後に大学教授秘書を経てフリーアナウンサーに。静岡県のラジオなどに出演した。衆院議員の私設秘書を務めた経験もあるが、選挙への挑戦は初となる。

 数カ月前、知人を介して知り合った松沢成文参院議員(維新)らに河村市長を紹介され、減税や維新の政策に共鳴。出馬を決めた。

 シングルマザーとして、社会人になった二人の息子を育てた。「小さい子を抱えて働く厳しさを感じてきた。同じように悩み苦しむお母さん、お父さんがいる」と子育て施策への熱意を述べた。

 愛知選挙区には他に自民党と国民民主党の現職、立憲民主党、公明党などの新人五人が出馬を予定している。

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