9市町議選あす投開票総定数155に181人、激戦
2015年4月25日
石川県内で統一地方選後半戦の金沢、小松、輪島、珠洲、野々市の五市議選と川北、津幡、内灘、穴水の四町議選が二十六日、投開票される。九市町の総定数一五五をめぐり、計百八十一人が最終盤の激戦を繰り広げている。
五市議選は総定数一〇六に対し、百二十二人が立候補。四十三人が出馬した金沢(定数三八)は、新人が前回の十六人から大幅に減少し五人。前回は現職が全員当選したが、今回は現職から落選者が出る可能性があるとして終盤に入り、舌戦が熱を帯びている。
小松(同二二)は二十八人が立候補し、定数六超で五市議選で最も激しい選挙戦。輪島(同一七)と珠洲(同一四)は定数二超、野々市(同一五)は定数一超の少数激戦だ。
四町議選は総定数四九に対し、立候補者は五十九人。二十年ぶりの選挙戦となった川北(同一〇)は定数より一超。津幡(同一六)は二超、内灘(同一三)は四超、穴水(同一〇)は三超でいずれも激戦。志賀(同一六)は立候補者が定数と同数で無投票だった。
二十五日まで期日前投票ができるほか、二十六日は原則午前七時〜午後八時に投票を受け付けるが、一、二時間繰り上げる地域もある。 (清水俊介)