5回連続の無投票川北町長、前氏再選
2015年4月22日
第十八回統一地方選の町村長・町村議選が二十一日告示された。
◇
石川県川北町長選は、無所属現職の前哲雄氏(61)=朝日=のみが立候補を届け出て、前氏が無投票で再選された。同町長選の無投票は五回連続。
前氏は一九七七年に旧川北村役場に入庁し、企画財政課長や総務課長などを経て二〇〇九年に副町長に就任。七期務めた西田耕豊・前町長の後継として一一年の町長選に出馬し、無投票で初当選した。
再選に向けては「より健やかなまちづくり」を掲げ、安全・安心なまちづくりや健全な行財政運営などを約束。二期目へ、町総合計画の見直しや独自の土地利用計画策定などを進め「川北町の将来のためにまい進する」とした。 (世古紘子)
志賀は無投票
県内5町議選告示
石川県の川北、津幡、内灘、志賀、穴水の五町議選は、志賀を除く四町で定数を上回る届け出があり、選挙戦に入った。
川北町は一九九五年以来二十年ぶりの選挙戦となった。一方、原発が立地し再稼働の是非などの議論が期待された志賀町は無投票。合併後の新志賀町移行後、共産が初めて議席を得た。
五町議選は、前回と比べ総定数が七減の六五に対し、立候補者数は四人少ない七十五人。内訳は、川北(定数一〇)が十一人、津幡(同一六)が十八人、内灘(同一三)が十七人、志賀(同一六)が十六人、穴水(同一〇)が十三人。選挙戦となった四町議選は期日前投票が二十二〜二十五日に行われる。 (清水俊介)