石川

5町議選 きょう告示川北町長選は無投票か

2015年4月21日

事務所にげき文を掲示する陣営スタッフ=20日、石川県内で

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 石川県の川北町長選と、川北、津幡、内灘、志賀、穴水の五町議選が二十一日告示される。五町議選の総定数は六五。川北町(定数一〇)は十一人、津幡町(同一六)は十八人、内灘町(同一三)は十七人、穴水町(同一〇)は十三人が出馬の準備を進めており、選挙戦の見通し。川北町が選挙戦になれば一九九五年以来二十年ぶりとなる。

 志賀町(同一六)は立候補届け出書類の事前審査を受けたのは十六人。無投票の観測も流れるが、新人の出馬もささやかれ、各陣営は選挙戦を想定し準備を進める。

 告示前日の二十日、五町議選の立候補を予定する各陣営は、遊説ルートの確認や事務所の設営などに追われた。

 ある現職陣営では、看板を立て、「必勝」と書かれたげき文を事務所に掲示。雨に打たれながらの作業となったが、スタッフたちは「明日からは晴れが続くので忙しく動き回りたい」と意気込んだ。

 川北町長選は現時点で現職の前哲雄氏(61)以外に目立った出馬の動きはなく、五回連続無投票の公算が大きい。 (加藤健太)