石川

立候補者 60代が4割 最多女性は7%、最年少は31歳

2015年4月20日

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 五市議選(総定数一〇六)の立候補者百二十二人の平均年齢(二十六日の投開票日基準)は五六・一歳で、四市議選が行われた前回選(五四・八歳)に比べ上がった。女性は前回より一人少ない九人で、全体の約7%にとどまった。

 年代別では二十代から七十代までで、六十代が五十二人で最も多く、四割以上を占めた。最年少は野々市市新人の三十一歳で、最年長は輪島市現職の七十七歳。

 選挙区別で平均年齢をみると、金沢市の五四・九歳が最も若く、小松市が五五・二歳、野々市市が五五・四歳。珠洲市が五九・八歳、輪島市が六一・五歳と奥能登が高く、少子高齢化も反映されたとみられる。

 当選回数では、輪島市で旧門前町と合併した後に当選を重ねた候補が十五人と多いことも影響し三回と、前回初当選組の一回が最も多く、それぞれ二十七人。二回が二十三人で続く。最多選は町制時を含めた野々市市の現職の九回。

 党派別では無所属がトップの六十三人。続いて自民が四十五人、共産七人、公明六人、民主一人。前回は構成比で自民が無所属を上回っていたが、今回は無所属が多い野々市市が市議選に加わったため、無所属が半数を超えた。自民は四割近くを占める。