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自・共、前回議席上回る市議選、民主は大幅減

2015年4月27日

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 統一地方選後半戦で実施された四十一都道府県の二百九十五市議選は二十七日午前、無投票を含めて改選定数六八六五の全議席が確定した。自民党の当選者は六百三十四人で、前回二〇一一年(改選定数七一〇四)の五百十四議席を上回った。共産党も六百七十二人で、前回六百二十七人から議席を伸ばした。民主党は二百八十四人にとどまり、前回の三百八十九議席から大幅に減らした。

 無所属が四千百三十四人で、全体の60・2%を占めた。ほかに維新の党四十七人、公明党九百八人、社民党七十二人、次世代の党五人、諸派百九人。

 公明党は全員当選を目指したが、長野県松本市議選で一人が落選した。生活の党と日本を元気にする会は議席を獲得できなかった。