女性市議16%過去最高更新
2015年4月27日
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全国二百九十五市議選の女性当選者数は千百三人で、前回二〇一一年の千四十人から六十三人増加した。改選定数全体に占める女性議員の割合は16・1%となり、前回(14・6%)に続いて過去最高を更新した。
女性候補者のうち、当選した人の割合を示す当選率は87・5%で、過去最高だった一九九五年の86・0%を上回った。
◆中部8県では13・1%
統一地方選後半戦の市議選が行われた富山を除く中部八県では、改選定数一三九六のうち、約13・1%にあたる百八十四議席を女性が占めた。県全体で最も割合が多かったのは滋賀県の16・3%で、改選定数一〇四のうち十七議席。最も少なかったのは三重県の7・5%で、改選定数八〇のうち六議席だった。
市単位で最も割合が高かったのは、愛知県日進市の40%で、改選定数二〇のうち女性が八議席を占めた。改選前より三議席増えた。
一方、女性市議の議席がゼロだったのは石川県珠洲市、岐阜県関市、静岡県下田市、愛知県みよし市の四市だった。