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122町村長、373町村議選告示無投票当選相次ぐ

2015年4月22日

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 第十八回統一地方選の百二十二町村長選と三百七十三町村議選が二十一日、告示された。統一選では最後の告示。総務省によると、町村長選は全体の43・4%に当たる五十三町村が無投票になった。町村議選(総定数四二六九)は八十九町村の九百三十人が無投票で当選した。前回二〇一一年から三十七人増え、総定数に占める割合は21・8%で、〇三年の23・3%に次ぐ高さとなった。

 立候補者数は町村長選が百九十九人、町村議選は四千八百三十二人でともに過去最少。町村議選の女性候補は四百九十人で、全体に占める割合は過去最高の10・1%だった。

 中部九県では、福井、富山を除く七県で二十町村長選、九県で六十七町村議選が告示され、四県の九町村長と五県の十六町村議で無投票になった。無投票当選の町村長はいずれも現職。

 選挙戦となった町村長選と町村議選は、先に告示された政令市を除く市長・市議選と同じ二十六日に投開票される。