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全知事選で現職勝利「対決型」は与党系に軍配

2015年4月13日

 第18回統一地方選の前半戦は12日、前半戦の10道県知事選と5政令市長選、41道府県議選、17政令市議選が投開票された。道府県議選では、愛知、岐阜など少なくとも24県で、自民党が前回選の21県を上回る単独過半数を獲得することが確実となった。知事選でも党本部や道県連推薦の候補が全勝し、来年夏の参院選へ弾みをつけたい考えだ。知事選は自民、民主両党の「対決型」となった北海道と大分県はともに与党系の現職が制し、8知事選はいずれも現職が当選。三重は鈴木英敬氏(40)=自民、公明推薦=が再選、福井は自民、民主、公明の県組織が推薦する西川一誠氏(70)が4選を果たした。41道府県議選の推定投票率は45・07%で、過去最低だった前回選の48・15%を下回る見通し。