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2017年2月21日 紙面から
四月の名古屋市長選に向け、前副市長で弁護士の岩城正光(まさてる)氏(62)が二十日朝、名古屋市中区の栄バスターミナル周辺で、街頭活動を開始した=写真。今後は毎日、駅前などの街頭に立ち続け、知名度アップや公約の浸透につなげていくとしている。
児童虐待問題の専門家として活動してきた岩城氏は、自身のイメージカラーとして、児童虐待防止運動のシンボル「オレンジリボン」と同じ色を選んだ。オレンジのジャンパーに身を包み、マイクを片手に名古屋城天守閣木造復元事業の見直しをはじめ、小学校給食の無料化、音楽やスポーツによる久屋大通公園のにぎわい空間づくりなどを訴え、道行く人に「幸福度ナンバーワンの名古屋をつくっていきます!」と手を振った。
報道陣に感想を聞かれると、岩城氏は「市民と夢を共有するのは一番大事なこと。車の運転手や歩行者も視線はこちらに向けてくれ、時間があれば昼や夕方も街頭に立ちたい」と語った。
一方、三期目を目指す河村たかし市長(68)は二十二日開会の市議会二月定例会冒頭で、正式に出馬表明する。(蜘手美鶴)