静岡

6町議選当選者決定

2015年4月27日

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 八十九人が定数七六を争った六町議選は吉田、函南両町で女性が躍進した。

◆吉田町 女性の比率3割超える

 定数一三に十六人が立候補し、現職八人は全員が議席を守った。女性は現職一人、新人三人がすべて当選し女性議員比率は三割を超えた。党派別は共産一人、無所属十二人で改選前と同じとなった。

◆小山町 88歳元職は無念

 定数一三に現職十人、新人三人、元職二人が挑む構図だった。八十八歳の元職岩田●泉(たにいずみ)さんは、返り咲くことができなかった。八十四歳の現職込山恒広さんは、最後の議席を確保した。

◆清水町 現職3人が落選

 定数二減の一四に対し、現職十二人、新人五人が挑んだ。新人が全員当選し、現職三人が落選した。唯一の三十代だった現職の高木克佳さんは、次点で涙をのんだ。党派別は、公明一人、共産二人、無所属十一人で、定数減の分だけ無所属の議席が減った。

◆東伊豆町 新人トップ当選

 定数一二に対し現職八人、新人五人の十三人が立候補し、現職は全員当選した。新人の稲葉義仁さんが唯一の千票超えでトップ当選。党派別は公明と共産が一人ずつで、無所属が十人。

◆函南町 11票差、新人勝つ

 現職十四人、新人三人、元職一人の計十八人が定数一六を争う少数激戦。女性は四人全員が当選を果たした。新人の日吉智さんが十一票差で現職を上回り、最後の議席に滑り込んだ。党派別は民主と公明が一人ずつで、共産二人、無所属十二人。

◆松崎町 新人全員が当選

 定数八に対し、現職六人、新人三人、元職一人が挑んだ。現職五人と、新人全員が当選し、フレッシュな顔触れとなった。トップ当選は六百七十二票で新人の長嶋精一さん。共産新人の伴高志さんも入った。

文中の●は、「潤」の「王」が「月」