静岡

6町議選告示 一斉に舌戦スタート

2015年4月22日

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◆吉田町 女性4人立候補

 定数一三に対し、現職八人、新人七人、元職一人の十六人が立候補した。党派別は共産一人以外は無所属。女性(改選前は一議席)は四人が立候補し、政府がさまざまな分野での「女性の活躍推進」を掲げる中、動向が注目される。

◆東伊豆町 直前に1人辞退

 定数一二に対し、十三人が立候補した。内訳は現職八人、新人五人。党派別は公明と共産が一人ずつ、無所属が十一人。女性は二人。当初は十四人が出馬を予定していたが、告示直前に七十代の現職が「若い人が出てきたから」ととりやめた。

◆松崎町 女性候補はゼロ

 今回から二減った定数八に対し、現職六人、新人三人、元職一人の十人が出馬した。党派別は共産一人、無所属九人。前回は女性候補が一人いたものの落選した。今回はすべて男性で、女性は一人もいない。地域経済の活性化を中心に論戦が繰り広げられる見通し。

◆函南町 共産2議席狙う

 定数一六を十八人が争う。内訳は現職十四人、新人三人、元職一人。党派別は民主、公明が各一人、共産二人、無所属十四人。女性(改選前は三議席)は四人が立った。各候補は洪水、土砂崩れなどの防災対策、昨年二月に開通した東駿河湾環状道路を活用したまちづくりを訴えている。

◆清水町 投票率も注目点

 二減の定数一四に対し、十七人が立候補した。内訳は現職十二人、新人五人。党派別は公明一人、共産二人、無所属十四人。女性は二人が出馬した。各候補は子育て支援と教育の充実、天然記念物の柿田川を生かした観光振興を主に訴えている。町長選と同一日程になり、投票率も注目点。

◆小山町 北郷地区は混戦

 定数一三に、十五人が立候補を届けた。内訳は現職十人、新人三人、元職二人。党派別は自民二人、公明、共産各一人、無所属十一人。女性は一人。世界遺産の富士山を生かした観光振興策などが争点になる。町中央の北郷地区は八人が立っており、混戦が予想される。