静岡

町長・町議選 きょう告示

2015年4月21日

 統一地方選後半戦の三町長選と六町議選が二十一日、告示される。小山町長選は無投票の公算が大きいが、吉田、清水両町長選はともに八年ぶりの選挙戦になる見込み。町議選はいずれも定数を超える立候補が予定され、選挙戦が見込まれる。立候補の届け出は午前八時半から午後五時まで各町役場で受け付ける。

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◆吉田、清水両町長選 8年ぶり選挙戦か

 吉田町議選は定数一三に、女性四人を含む十六人が出馬を予定している。津波防災や町民参加のまちづくりが論点になっている。

 東伊豆町議選は定数一二に、十三人が立候補するもよう。立候補を表明していた現職一人が「若い候補者が出てきた」と出馬をとりやめた。

 松崎町議選は今回から定数が二減の八となり、十人が出馬を予定。女性候補はいない。地域経済の活性化で論戦になりそう。

 函南町議選は定数一六に、十八人が立候補を予定する。昨年開通した東駿河湾環状道路を活用したまちづくりと観光誘客を訴える予定者が多い。

 清水町議選は定数が二減の一四に、十七人が立候補するとみられる。各予定者は、天然記念物の柿田川の保護策や周辺の活用を訴えている。

 小山町議選は定数一三に、十五人が立候補する見通し。世界文化遺産に登録された富士山を生かした観光振興策が争点になる。

◆対象6町では有権者12人増 県議選時比

 県選管は二十日、統一地方選後半戦(二十六日投開票)の町長・町議選の告示に先立ち、二十日現在の県内の選挙人名簿登録者数を発表した。

 今回、町長・町議選の対象となる六町では、二日の県議選時の登録者数から十二人増加。後半戦の市長・市議選の対象七市では、県議選時の登録者数から十三人増えた。