静岡

清水町長選 出馬予定者2人が討論

2015年4月20日

 清水町長選(二十一日告示、二十六日投開票)の立候補予定者による公開政策提言会が十八日、町地域交流センターであった。三選を目指す現職の山本博保さん(77)と、新人の同町議鈴木勝一さん(45)が、地域振興を中心に討論した。

 沼津、三島、裾野の青年会議所でつくる実行委員会が主催し、三百人が来場した。

 地域振興では、二人とも柿田川を重要な観光資源に位置付けるととともに、伊豆半島の各市町との連携が必要と指摘。山本さんは「柿田川だけではなく、(自転車競技の)クリテリウム大会やジオパークの取り組みも合わせて誘客するべきだ」と訴えた。鈴木さんは「清水町は道路網や商業施設が整備されていて、伊豆各地へのターミナルになれる。柿田川を核にバスツアーも組めるのでは」と提案した。

 このほか、子育てや教育、財政をテーマに持論を述べた。