静岡

静岡市長 初登庁で2期目意欲

2015年4月14日

◆「フレッシュな気持ちで」

再選を果たし、初登庁で職員から花束を受け取る田辺市長(右)=静岡市役所で

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 静岡市長選から一夜明けた十三日、再選を果たした田辺信宏市長(53)の歓迎式が市役所であった。玄関先で職員七十人が出迎える中、田辺市長は女性職員から花束を受け取り、慣れた足どりで執務室へ向かった。

 午前十時半から当選証書の付与式があり、市選管の杉山重夫委員長から「多くの市民が四年間の実績を評価し、次の四年間に期待している。全市民が安全、安心に過ごせる街づくりに努めてほしい」と激励を受けた。

 初当選した前回から五万票近くを上積みしての再選について、田辺市長は取材に「厳粛に受け止め、責任の重さをかみしめている」と語った。

 再選して最初の公務となった就任式には小長谷重之、山本克也両副市長をはじめ幹部職員七十人が出席。田辺市長は冒頭「一緒に仕事ができると実感してうれしく思っている」とあいさつ。選挙戦で市民と会話し「市長室にいると気付かない多くの学びがあった。フレッシュな気持ちで職員の声にも耳を傾け、優しさと強さを兼ね備えたリーダーシップを気持ちの中心に置き臨む」と意気込みを語った。

(横光竜二)