静岡

浜松市議選 共産躍進、女性最多9人

2015年4月13日

 浜松市議選(定数四六)は共産党が公認六人のうち五人当選し、改選前の二議席から躍進した。一方で自民党は会派に所属する公認・無所属の現職三人が落選するなど苦戦が目立った。

 党派別では自民党七人、公明党五人、共産党五人、民主党二人、維新の党一人、無所属二十六人。

 共産党は中、浜北両区の現職が議席を守り、北、天竜の両区は元職が復活。東区は新人が自民党公認現職をわずか六票差で上回り最後の議席を確保した。自民党は東区の公認現職のほか、天竜区で議長ら無所属の現職二人が議席を失った。

 女性議員は、改選前はゼロだった浜北区で新人二人、北区で元職一人が当選するなど改選前の三人から一気に九人に増加。市合併後、二〇〇七年当時の六人を上回り最多となった。

 中区では維新の党新人が当選し、同党としては市議会で初の議席を獲得した。