静岡

県議選、浜松市議選 投票率が過去最低

2015年4月13日

 県議選と浜松市議選はともに投票率が過去最低となった。県議選で無投票の選挙区が多く、選挙戦に突入した選挙区でも盛り上がりが見られなかった。

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 県議選は47・88%で、これまでに最低だった前回の51・50%を下回り、棄権した有権者が初めて半数を超えた。立候補者数が戦後最少の九十五人にとどまり、無投票が前回より四つ増えて九選挙区になっていた。

 市町区別では、最も高かったのは川根本町の65・43%、湖西市の57・91%、伊豆市の57・22%が続いた。最低は焼津市の42・18%で、沼津市の42・30%がワースト二位となった。投票があった三十四市町区のうち50%を切ったところが二十一市町区に達した。

 浜松市内の県議選挙区で選挙戦になった中区は50・16%、東区51・20%で、四年前の前回並みの投票率だった。

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 浜松市議選は市全体で53・50%で、前回と比べて1・8ポイント下がった。選挙区別の投票率も全七区で前回より下落した。最低だったのは人口が最も多い中区の50・17%で、有権者の半数が棄権する結果となった。最高は天竜区の68・47%だった。