静岡

県議選 自民が過半数維持

2015年4月13日

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 県議選(定数六九)は、選挙戦となった二十四選挙区で投開票が行われ、無投票当選十四議席を含む全議席が決まった。自民党は公認三十七人が当選し、自民党系の県議会最大会派「自民改革会議」は引き続き過半数を占めた。

 民主党系の第二会派「ふじのくに県議団」は非自民勢力で過半数の目標を掲げた。公認十七人のうち十三人が当選したが、改選前の二十人を下回り、昨年末の衆院選に続き党勢回復できなかった。

 公明党は五人の公認が全員当選。四人を擁立した共産党は一人が当選し、四年ぶりに議席を回復した。

 前回より四人減の九人が挑んだ女性候補のうち、当選は三人で改選前の四人から減った。これまで女性県議は七人が最多だった。

 二十四選挙区の当日有権者数は二百四十四万三千九百六十七人。投票率は47・88%で、過去最低だった前回を3・62ポイント下回った。