静岡

投票率アップへ ゆるキャラがPR隊

2015年4月3日

静岡県議選の投票を呼びかけて結成され、気勢を上げる「チーム+(プラス)選挙」のゆるキャラたち=2日、県庁で(立浪基博撮影)

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 静岡県選管は2日、県議選(3日告示、12日投開票)で20〜30代の有権者の投票率を上げようと、「出世大名家康くん」(浜松市)など県内のゆるキャラと大学生によるPR隊「チーム+(プラス)選挙!」を結成した。6日から駅や大学などで若者に投票を呼び掛ける。

 家康くんのほか、磐田市の「しっぺい」など16市町のキャラクターと県の「ふじっぴー」、明るい選挙推進協議会の「めいすいくん」が参加する。ゆるキャラの活動は昨年12月の衆院選に続き2回目。今回は新たに県内の大学生が編集する情報誌「静岡時代」編集部の8人が加わる。

 8日午後5時半からJR浜松駅で、10日午前7時半から静岡駅で活動。9日は、あさはた幼稚園(静岡市葵区)で子育て世代の親たちに投票を呼び掛ける。

 県庁であった結成発表会では、県選管の林道子委員長が、めいすいくんに委嘱状を手渡した。静岡時代の渡辺なみほさん(静岡大4年)が「同世代が投票へ行くきっかけをつくりたい。ゆるキャラたちと一緒に頑張る」と決意表明した。