静岡

浜松、静岡など5政令市市長選きょう告示

2015年3月29日

 統一地方選の第二弾となる五政令市長選が二十九日に告示される。静岡県内の静岡、浜松両市をはじめ、札幌、相模原、広島の五市で、二十六日告示の十道県知事選と同じ四月十二日に投開票される。自民、民主両党がそれぞれ別の候補を推して争う「自・民対決」は札幌だけとなりそうだ。

 浜松と相模原は、共に三選を狙う現職と共産党系新人の一騎打ちの構図。浜松は前回二〇一一年に現職しか立候補せず、政令市で初の無投票となったが、今回は八年ぶりに選挙戦が行われる見通しだ。

 静岡は与党系の現職が再選を期し、会社役員の女性や共産推薦の新人も立候補を予定する。広島も自民、民主、公明三党の推薦を受けて再選を目指す現職と、Jリーグチームの元社長、共産推薦の新人らの争い。

 札幌で自民党は元総務省職員の女性を推薦。対抗馬の元副市長を民主、維新両党が推薦し、社民と政治団体「新党大地」も支持する。共産党は公認の新人候補を立てる。