静岡

県議選 選挙区情勢<8>

2015年3月24日

(立候補予定者の並びは五十音順、カッコは当選回数)

◆御殿場市・小山町(定数二) 2現職に新人挑む

池谷 晴一 65 民現(3)

勝又 英博 58 無新

和田 篤夫 63 自現(1)

 自民・民主の現職二人に対し、無所属の新人一人が挑む構図になる見込み。

 連合静岡から推薦を受けた池谷氏は、三期十二年の実績を強調。富士山の火山防災や環境保全を掲げる。

 勝又氏は、選挙区を細かく回って名前の浸透を図る。地元で活躍できる人材の育成を主張する。

 和田氏は陸上自衛隊出身。陸自駐屯地のまちの組織票を固め、危機管理への取り組みを訴える。

◆裾野市(定数一) 現職のみ出馬 無投票の公算

鳥沢 由克 61 自現(1)

 自民・鳥沢氏が再選を目指す。地元JAや建設業界などから推薦を受け、市内で着々と支持を固めている。

 前回は民主現職との一騎打ちだったが、無投票になる公算が大きい。

◆清水町・長泉町(定数一) 民主と自民が1議席を競う

高田 泰久 68 民現(3)

坪内 秀樹 49 自新

 民主現職と自民新人による一騎打ちとなる可能性が高い。両者が地元票をいかにまとめるかが鍵となりそう。

 長泉町出身の高田氏は連合静岡やJAなんすんなどから推薦を受けた。両町に事務所を構えてミニ集会を重ねており、観光資源の活用強化を訴える。

 清水町出身の坪内氏は、清水町議から転身を狙う。長泉町も回って保守層への浸透を図る。子育て支援策や高齢者福祉の充実を主張している。