静岡

静岡市長選 民主は自主投票

2015年3月10日

 民主党県連は九日、静岡市内で役員会を開き、四月十二日投開票の静岡市長選を自主投票にすると決定した。同日投開票の県議選で、ともに無所属新人で袋井市・森町選挙区の水野憲司氏(68)と伊東市選挙区の日吉雄太氏(46)の推薦を党本部に上申することも決めた。

 静岡市長選では、地元の第1区総支部(葵、駿河区)と第4区総支部(清水区など)が自主投票の方針を決めていた。役員会後に会見した細野豪志県連会長は「総支部の考えを尊重し、県連として最終決定した」と述べた。

 県議選は、党や連合静岡が公認・推薦する候補者を二十七人擁立。三十三選挙区のうち民主系の空白区は七区となった。細野会長は「候補者全員の当選を目指す」と語った。

(石原猛)