長野

後半戦、審判下る茅野市長に柳平さん

2015年4月27日

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 統一地方選後半戦の市町村長選と議員選は二十六日投開票され、一市一町一村の首長選と二十三市町村議選の当選者が決まった。

 茅野市長選は、無所属現職の柳平千代一さん(61)が、無所属新人の野沢明夫さん(60)を大差で破って三選を果たした。柳平さんは一期目に策定した第四次総合計画の実践や自主防災組織の充実などを訴え、選挙戦を優位に進めた。野沢さんは市政の転換を主張したが、及ばなかった。

 朝日村長選は、無所属現職の中村武雄さん(75)が、無所属新人の三村清さん(67)を下して三選を決めた。立科町長選は、無所属新人の米村匡人さん(54)が、無所属現職の小宮山和幸さん(65)を破って初当選した。

 市議選は、松本、塩尻、大町、諏訪、茅野、岡谷の六市であり、定数一一六を百三十七人で争った。

 無投票の駒ケ根市議選を含めた当選者の内訳は、現職八十七人、元職三人、新人四十一人。女性は二十一人だった。

 党派別では、公明が十人、共産が十八人、諸派が一人、無所属が百二人だった。

 統一選後半戦は、諏訪市長選と駒ケ根市議選のほか、五町村長選、十町村議選で無投票となっている。