統一地方選後半戦の諏訪、茅野の両市長選と松本、岡谷などの七市議選が十九日告示された。諏訪市長選と駒ケ根市議選は無投票となり、茅野市長選と六市議選は七日間の選挙戦に入った。いずれも二十六日に投開票される。

　諏訪市長選は無所属新人の元県議金子ゆかりさん（５６）が当選を決め、県内初の女性市長の誕生となった。

　茅野市長選は、いずれも無所属で、三期目を目指す柳平千代一さん（６１）と新人で元市議の野沢明夫さん（６０）の一騎打ちとなった。

　市議選は定数一五に十五人が届け出た駒ケ根市が無投票。松本、岡谷、諏訪、大町、茅野、塩尻の六市で選挙戦となった。

　市議選は、無投票となった駒ケ根市も含めた七市の百三十一議席に百五十二人が立候補した。党派別では、公明十一人、共産十八人、諸派三人、無所属百二十人。女性は前回から六人減って二十三人となった。

　前回選と比べ、定数は大町市（定数一六）で二減し、塩尻市（一八）で四減した。