各市議選の動向
2015年4月18日
◆松本市議選(定数三一)
立候補を予定しているのは、現職二十六人、元職二人、新人十四人の計四十二人。定数より十一人多く、定数三六に四十七人が立候補した一九六七年以来の激戦になる見通し。党派別では公明四人、共産四人、諸派一人、無所属三十三人。中心市街地の交通施策や観光振興策などで論戦が繰り広げられる。
◆岡谷市議選(定数一八)
現職九人、元職二人、新人十人の計二十一人が立候補を表明しており、少数激戦になりそう。党派別では公明一人、共産三人で、他は無所属十七人。女性は新人の二人。半数近くを新人が占めており、世代交代が進みそうだ。
◆諏訪市議選(定数一五)
定数を一上回る十六人が立候補を表明し、選挙戦に入る公算。内訳は現職十人、新人六人。党派別は公明一人、共産二人で他は無所属。女性は二人。このほかに出馬の意向を示している男性がおり、構図はぎりぎりまで流動的だ。
◆駒ケ根市議選(定数一五)
定数と同じ現職十人、新人五人の計十五人が立候補の準備を進めている。一九五四年の市制施行以来初の無投票となる可能性もある。党派別では公明一人、共産二人、諸派一人で、他は無所属。女性は現職一人、新人二人。
◆大町市議選(定数一六)
これまでのところ十八人が立候補の準備をしている。党派別では、共産二人、公明一人、無所属が十五人で、女性は二人。長野北部地震で被害を受けた被災地復興や人口減対策、大町総合病院の産科診療充実などの課題で論戦が繰り広げられる。
◆茅野市議選(定数一八)
定数を二上回る二十人が立候補する見通し。内訳は現職十一人、新人九人。党派別では公明一人、共産三人、諸派一人で他は無所属。前回五人だった女性は二人にとどまる。新人が半数近くを占め、議会の顔触れは大きく変わりそうだ。
◆塩尻市議選(定数一八)
定数が四減され一八になっての初の選挙。これまで現職十五人、新人五人の計二十人が立候補を表明しており少数激戦になりそう。党派別では共産、公明とも各二人、ほかは無所属。女性は三人が出馬を予定する。