長野

投票して県政参画を「呼びかけ隊」結成

2015年4月7日

啓発用のティッシュを配り、投票を呼び掛ける隊員ら=JR松本駅で

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 十二日に投開票される県議選で、有権者に投票を促す活動を展開する「投票呼びかけ隊」が結成され、六日、JR松本駅前で第一回の啓発活動を展開した。十一日までの毎日、松本市内の大型店や大学キャンパスなどで投票を呼び掛ける。

 同隊は県松本地方事務所職員約百五十人で構成し、市内の高校生や大学生の有志もボランティアで加わる。六日はメンバーら約二十人が、投票を呼び掛けるポケットティッシュ計千個を配った。

 活動に先立つ出陣式で、隊長で同事務所の池田秀幸所長は「投票率が下落傾向にある中、一人でも多くの人に投票してもらい、県政に参画してほしい」とあいさつ。松本蟻ケ崎高三年の大坪啓君(17)は「若い人たちに積極的に啓発していきたい」と話していた。

 同事務所によると、前回選(二〇一一年)の松本市の投票率は47・81%で、県全体(54・19%)を6・38ポイント下回っている。

(北村希)